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コートジ灯籠
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徽軫灯籠(ことじとうろう)は、日本三大庭園の一つである金沢兼六園の象徴的建造物です。

琴柱(ことじ)の由来である、二本足で有名な灯籠ですが、片方を地面に着け、もう片方が石に寄りかかって支えられています。寄りかからなければ自らを支えることのできない不完全な存在ですが、それでいて兼六園という名園において「センター」とも言うべき、欠かすことのできない存在です。

人間もまた、一人で生きていける人は一人もいません。全ての人は相互依存の中で生活しています。我々にとって大切な「自立」も、ちょうど徽軫灯籠のように、片方は自分の足で自分を支えながらも、もう片方で他人に依存する、そんな姿なのだと思います。

世界における日本の存在もまた同じです。グローバル化の進んだ現代においてもはや1つの国家による「自給自足」はありえません。一方で自力で立ちながら、もう一方で外国に依存する、そして自らもまた、多くの国から依存される存在。それが理想の国家像と考えています。

日本経済を更に発展させる上で、成長を続ける他国のエネルギーを取り込むことはとても重要です。近年の経済成長が著しい地域として、私は特に西アフリカに注目しています。2020年は新型コロナウィルスの影響が強く懸念されますが、同地域の発展プロセスや人口動態を考慮すれば、引き続き中長期的な発展が見込まれます。

「自立」と「依存」という2つの軸を大切に、そして西アフリカの発展の中心にあるコートジボワールの名前をもじって「コートジ灯籠」と名乗りました。