トーゴ大統領選挙と西アフリカの特徴

2020.02.07 Friday 06:11
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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

     

    おはようございます!

    本日も、ご訪問ありがとうございます。

     

    数日前に、トーゴでは大統領選挙のキャンペーンが開始されました。

    複数の候補者が立っていますが、実質的には現職ニヤシンベ大統領と、ファーブル最大野党党首との一騎打ちになりそうです。

     

    今回は、トーゴを例に、西アフリカの政治の特徴を考えたいと思います。

    要約すれば、‖臈領の権力絶大、∩挙制度は変わりやすい、社会変動の可能性あり、になります。

    1つ目は、西アフリカのほとんどの国は、大統領制で、大統領が非常に強い実権を握っています。

    トーゴはフォール・ニヤシンベ大統領が2005年からすでに15年間も政権を握っていて、その父親のエヤデマ元大統領は約38年も大統領を務めました。大統領の任期5年で、他の国もだいたい5年となっています。つまり、5年ごとに大統領選挙が行われる予定です(政治状況などにより、延期される場合もあります)。

     

    2つ目に、大統領に強い権力があるがゆえにですが、憲法改正により現職大統領に有利な形に選挙制度が変わることも多くなっています。トーゴの場合、今回の選挙から大統領3選禁止や第一回投票で過半数を得られない場合には第二回目の決選投票を行うことなどの修正がなされました。なお、ニヤシンベ大統領は既に3選していますが、遡及しないということで、さらに2回10年の任期を務めることが可能になっています。制度の改正過程においても、野党側からはかなりの反発がありました。


    3つ目に、大統領選挙の過程や結果によって、社会や治安が大きく揺れ動く可能性があります。そのため、大統領選挙は国民にとって、さらには現地に関りを持つ外国人にとっても非常に大きな関心事項になっています。三権分立の中でも、大統領の力が強いので、いわゆるチェック・アンド・バランスは十分には機能しないこともあります。選挙の中で不正が行われたり、強く疑われたりした場合に、内乱やクーデターといった実力行使に発展する恐れもあります。国際社会も、平穏に選挙が実施されるように状況を注視していくことになります。

     

    西アフリカのような多民族国家は大統領の強いリーダーシップによって、社会や経済が安定するのですが、その強い力ゆえに、大統領を民主的に選出する過程においては、軋轢が伴う可能性があるのです。

     

    本日もよい1日を!

     

    category:西アフリカ | by:コートジ灯籠comments(0) | -

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    2020.04.08 Wednesday 06:11
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